歯の治療 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 5月 22, 2024 人生の節目にさしかかると、歯科医の世話になる。これまでの人生を振り返ると、自分の価値観に大きな揺らぎが訪れるとき、治療済みの歯の詰め物がとれたり、歯が痛くなったり割れたりする。最初は偶然かと思っていたが、どうもそうではないということに最近気づいた。そのたびに歯医者探しに奔走してきたが、その時々で選ぶ歯医者の評判とか特徴が、その時の自分の価値観を反映している。今回は突然に歯が欠けた。ああ、きたな。私自身が刷新する。そう思った。 Read more »
四十歳代 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 5月 19, 2024 振り返ってみると、自分ごとながら、四十歳ちょっとから十年間ほど、いろいろと行動していた。死ぬ間際、人生全体を振り返って見るようなことがあるとしたら、おそらくは、四十歳代が一番荒々しくダイナミックに、様々なことに挑戦していた時期だったと言うことになるだろう。四十歳代は、自分という人間の謎を解くために、自分で自分を試したくなる時期なのだと思う。最近、四十歳代と思える女性と話す機会があった。彼女は自分の考えを強く主張し、積極的に行動していた。過去の自分自身と重なるところが多々あり、ほほえましく感じた。 Read more »
復活縁 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 5月 17, 2024 職場の控室でいきなり見知らぬ人に話しかけられた。その人は二十年近く前、別の職場でよく話をしていた人だった。見た目が変わっていたので、それはこちらも同様だと思うが、普通だったらわからないで通り過ぎたと思う。だけど、メールボックスに並んでいる名前を見て、わたしだと確信したという。こんなこともあるんだなあ。わたしの名前って、特別に珍しい名前ではなく、どちらかというと平凡だ。何がその人にわたしを発見させたのかしらん。 Read more »
藤の呪い リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 5月 14, 2024 「藤の花が見たいなあ」と言い残して三月末に亡くなった人がいる。私はその時その言葉を聞いていた。そしてあろうことか、その人の死後何年もたって、新しく買った中古住宅の庭になんとなく、ほんとうになんとなく一才藤を植えた。一才藤の花が満開を迎えた4月末に、ふっとその人のことを思い出した。その人は、藤の花が咲くころまで生きたいとも言っていたが、花の季節になるまで生きられなかった。私はその人の言葉にずいぶんと長い間、呪縛されていた自分を知った。 Read more »