運命学へ(74)
老子はあるがままに生きよと言う。以下は安富歩氏の本『老子の教えーあるがままに生きる』からの抜粋である。
ものごとは常に変化する。
あなた自身もそうだ。
もしかするとあなたは、
目の前にあるものごとを、
確かにそこにある、と思い込んでいるかもしれない。
しかし、
どんなに避けがたいと、あなたが思い込んでいることでも、
やがて消え去り、あるいは変化する。
どんなことでも、どんなものでも、いつどうなるかわからない・・・
永遠に続く苦しみも楽しみも喜びも悲しみもない。いまのこの時が全てなのである。自分の周りの人も変化するし、自分も変化する。こうなると、永遠の愛なんて、言葉としてだけ存在するまやかしにすぎないものとなる。ほんとうに大事なことは、言葉化して固定してしまってはいけないのだ。