運命学へ(64)
一歩踏み出すとどうなるか。たくさんあった可能性が一挙に少なくなる。顔がある方向を向くことで、見えなくなった可能性はすべて消えてしまう。もはや意識世界に存在しなくなってしまうのだ。二歩、三歩と歩むうちに、少なくなった見えている可能性に、どんどん集中するようになる。そうなると、普通の人よりも目指すそれを深く見れるようになり、うまく出来るようになる。だから、可能性を減らしていくことこそが成功への道となる。「あなたにはたくさんの可能性がある」なんて言葉にまどわされてはいけない。自分の可能性は、少なければ少ないほど成功する。それに取り組む集中力が、大きければ大きいほど成功する。