運命学へ(46)

「配偶者の運命情報が互いの感情器官に出てくる」と八島氏は言う。夫婦喧嘩は「自分の心の中にある不安定な感情が相手を通して現れている」現象ということだが、おそらくこれは、まだ離婚に至っていない夫婦を対象にしているのだろう。相手の感情器官と自分の感情器官が連動していなければ、相手の言葉は理解不能となり、結婚生活の破綻は必至だ。まったく理解できない相手と暮らしていくことは、想像を超えて難しい。結婚するときに、相性占いをする人が多い。そのとき占い師は何に注目して、相性がいいとか悪いとか判断するのだろう。結婚は、自分を表す干支と相手のものを突き合わせて、単におみくじ的に判断すべき事柄ではない。自分の潜在意識が自分にとって最高の修行になる相手を選ぶと考えれば、干支の関係が悪いとか、縁がないとか、通変星が敵対するとかは問題にならない。離婚は、相手が悪いためにおこる出来事ではない。自分の運命式と行運の五行バランスがくずれて、偏ったり不安定になる時期に離婚は多く発生する。すべてを引き起こしているのは自分なのだ。

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